「ゴーストライター」って、どんな人でも1度ぐらいは聞いたことがありますよね。それに、言葉の響き的になんとなくどんな職業か想像もついちゃいますよね。

では、周りに実際にやってる人がいたり、ゴーストライターと一緒にお仕事したり…という方はどのくらいおられるでしょうか?改めて見回して見ても、意外と限られるのではないでしょうか?

そんな、知っているようで知らないゴーストライターの世界。なかなかミステリアスですよね!この記事では、そんな「ゴーストライター」についてどんな仕事なのか年収はどの程度なのかなどなどいろいろな情報をまとめてみました。

ずばり、ゴーストライターとは?

ゴーストライターとは、端的に言ってしまえば、「代筆者」のことです。よく、芸能人やビジネスの成功者等の著名人が自伝やエッセイなんかを出版しますよね。でも、そういうのって、よく考えるとちょっと疑問がわきませんか?「本を一冊書く」のって、そんなに簡単なことなんでしょうか?それに、こういった著名人の方はすでに一つの分野を極めてる人が大半なわけで…。時間的にも、また、能力的にも、普通に考えたら不思議ですよね。

そこでゴーストライターの登場!なわけです。つまり、こういった「本職」以外の人物が書いた「自伝」やら何やらって、結局はほとんどが別人の「本職者(ライター)」=ゴーストライターによって書かれているわけです。もちろん実際に自分で書く方もおられるでしょうが、その場合もゴーストライターの手により加筆訂正されている場合が多いのです。

というわけで、ゴーストライターって身近に目にする本でたくさん活躍(暗躍)しているものなんですね。

仕事の流れ

まず、ゴーストライターの仕事の流れには2パターンあります。一つはゴーストライターが全て書いてしまうパターン。二つ目は、部分的に加筆訂正するパターンです。すべてをゴーストライターが執筆する場合は、まず公式の著者(芸能人、ビジネスマンなど)と打ち合わせをして、本の内容を打ち合わせ、その内容に基づいて取材を進めます。

この「取材」という作業が(ゴーストライターに限らずライターという職業には)割と多いため、高いコミュニケーション能力が必要です。

ゴーストライターの仕事は、前述した自伝や成功哲学本、脚本や作詞、占い関連の記事など非常に様々です。そして当然、ゴーストライターは、「あの本は自分が書いた(代筆した)」などと公表することはご法度です。