脚本家(シナリオライター)を目指せる学校

一口に「ライター」といっても色々あるわけですが、「脚本家(シナリオライター)」という職業も、分類的にはライター、物書き業の一つといえます。シナリオライターはテレビドラマや映画の脚本・シナリオを書くことを専門としている作家を指します。華やかな業界でもありますし、自分の描いた世界観がプロ中のプロの映像作品として、世に(大小はあれど)大々的に発信される。憧れる人も多い職業でしょう。

ただ、あまり一般的な職業ではないこともあり、どうすれば脚本家になれるのか、どこで就職できるのかなどなど、普通のサラリーマンと比べると、プロになるまでの道筋の想像がつきにくい分野だと思います。本記事では、そんな将来の脚本家(シナリオライター)を育成するべく、脚本・シナリオの書き方を教えている学校をいくつかご紹介します。

代々木アニメーション学院

シナリオ・小説科

まずは、東京都内中心地と、アクセスもよく様々な文化が味わえる立地でもある、代々木アニメーション学院。シナリオ・小説科では、「ライトノベル・小説、アニメやマンガ、ゲーム」に主に焦点をあて、シナリオラィティングを教えています。代々木アニメーション学院のシナリオ・小説科で学べる文章テクニックは、小説家やシナリオライターなど、アニメに限らず、ことばを軸とするさまざまなジャンルの仕事につながっています。

大阪芸術大学

映像学科

発表の場を多く設ける「実践重視型教育」で「社会に貢献できる力」を育成する、という理念をもつ大阪芸術大学。映像学科では、映画・映像・アニメーションと、映像作品制作を総合的に学んでいくなかで、脚本・シナリオの書き方も学ぶことができます。

大学なので、4年間しっかりと学べるという強みがありますね。

カリキュラムは次の通り。

日本映画大学

日本映画大学の強みは、教育を担当する教員を、全員「映画業界のプロフェッショナル」で揃えていること。演出の仕方、脚本の書き方、機材の使い方に始まり、現場の回し方、プロデューサーとしての製作費管理、スケジュール調整や取材対象との交渉といったビジネス面まで、現場のプロから実践的な教育を受けられる貴重な環境が整っています。在学中からインターンシップやプロの現場に入って働く学生も多いということで、就職面でも、現場で役に立つ実力をつけるという教育の濃さとしても、納得の環境なのではないでしょうか?